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インバスやグループディスカッション対策本4冊!説得力を身に付けよう

2018年9月12日

会社の昇進試験でグループディスカッション、インバスケットなどの対策って何をすればいいんだろう、とお困りではありませんか?

仕事をする上では論理的思考ができると、説得力がある話ができるな、と私自身も論理的思考を学んで実感しました。

この記事では昇進試験のグループディスカッションやインバスケットの準備で、より論理的に、特にマーケティングの課題を解くのに役に立つ本をご紹介します。

私が本格的に論理的思考を学んだのは、社会人になってから受けたビジネススクールのMBA講座の1つでした。

その時初めて、物事を考えるには課題に対して何を考えるべきか?を考えて、議論や考えの道筋をつけなければいけないと初めて知りました。

論理的思考を身につけるのは時間はかかりますが、1つでも2つでもテクニックや知識を身につけると、仕事や会議もうまくいくようになりました。

論理的思考は試験対策だけではなく、その後も効率的に仕事をしたり、無駄骨だ…と思うような作業をする必要がなくすこともできるので、1度体系的に学んでおくのがオススメです。

早く論理的思考を身につけるポイント

論理的思考で周りと差がつくのに大切なことの1つは、「フレームワーク」と言う考え方のパターンをいくつ知っているか、でだいぶ変わります。

ビジネスにおけるフレームワークとは、共通して用いることが出来る考え方、意思決定、分析、問題解決、戦略立案などの枠組みのことを指します。引用元:フレームワークとは〜思考時間を短縮して成果を上げるビジネスフレームワーク9選|ferret [フェレット] 

フレームワークはすでに先人がこの課題に対しては、こうやって考えれば答えがでるよ、という考える地図のようなものです。

たとえば「明日から1ヶ月間で売り上げを10万円プラスしてください」と言われたら、一体何から考えればいいのか…と思うことがありますよね。

それぞれ1つずつ現状を調べて、売り上げへの影響があるか考えて、問題点をだして…なんて手探りでやるよりも、フレームワークであらかじめ答えが出そうな場所を探って行く方が効果的です。

短時間で(できれば)ラクに論理的思考を身につけるなら、まずはフレームワークを覚える!

昇進試験の準備などに!フレームワークが早く身に付く本ランキング

昇進試験の準備は時間がないことも多くので、より早く論理的思考を身につけるためのフレームワークとは何か?をわかりやすく解説されていて、かつフレームワークを使った課題の解き方を練習できる本を紹介します。

どの本も実際に読んで、昇進試験の前にはバイブル的に使っていた本です。

ぜひ昇進試験などを控えた会社員の方の参考になれば、嬉しいです。

1位:「3時間で10年分の知識を学べる本」

「フレームワークを使った物事の考え方」をぎゅぎゅっとまとめてくれているのが、「入社10年分の思考スキルが3時間で学べる」という本です。


要点がまとまっていて、フレームワークって何?論理的思考ってどうやんの?な人にもぴったりです。

論理的思考の本って、堅くって「え?どういうこと?」みたいな本もあるのですが、これは考え方の基本が簡潔に書いてあるので読みやすいです。

論理的思考のフレームワークを勉強したことがあれば、バイブル的に使えるのでオススメです。

「あれってなんだっけ?」「こんなのあったかな…」と思った時はちょこちょこ見てました。

仕事とかで後輩とかにフレームワークって、とウンチク語りたい時に、書いてあることをドヤ顔で話すと簡潔で伝わりやすいです(笑)

 

2位:「フレームワーク使いこなしブック」

「論理的思考」「ロジカルシンキング」と小難しい表現や本が苦手な人にオススメなのは、「フレームワーク使いこなしブック」です。

言葉だけだとわかりにくいことも、図解が書いてあってイメージで理解しやすいのがおすすめです。

「パン屋さんの売上を多くするのはどうすれば良いか?」というストーリー仕立てで、各フレームワークを使った問題解決方法も解説されています。

本の中には「売上をあげるには?」「固定費を削減するには?」など実際の会社にも出てきそうな課題に沿って解説されています。

具体的なシチュエーションでどのフレームワークが有効かがわかるので、読んだ日から実践できます。

フレームワークに慣れるにはやっぱり使ってみるが一番早いと思うので、ペンとノートを持って実際に本の中の課題に向き合ってみると、さらに理解しやすいですよ。

 

3位:「東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート」

東大生と聞いただけで、どんなすごいことが書いてあるんだろう?!と興味本位で購入した本です。

しかし非常にシンプルでわかりやすい解説と実際に練習問題的に一緒に解きながら読み進められるのが東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」です。

50個のフレームワークと練習問題が付いているので、これも知識や理解度も試せて、さらに活用する方法などがわかりやすい本だなと思いました。

経験上、仕事で出てくる課題は正解がないことが多く、以下にそれらしい答えを出して行くか、が重要かなと思っています。

その「上司に認められる」「周囲にも納得が得られる」のは、次の3つのポイントが大切だと思います。

  1. 説得力がある
  2. 1度で聞いて理解できる
  3. デメリットと対応まで考えられている

そんな説得力がある話をするためにはある程度の根拠が必要で、その考えの根拠をフレームワークなどで語れると、聞き手に納得してもらいやすい、と思います。

 

 (参考)東大生のグループディスカッションを学ぶ本もあります

「議論する力を鍛えるディスカッションノート」なるものを出版されています。

グループディスカッションや会議は、あまり意識していないと話がダレたり余計な話題へ行ってしまったり、結論がでなくて参加者が無言になる、というのが結構頻発しませんか?

そんな日本人が苦手だといわれるディスカッションも、きちんと議題に沿って話し合いができると、かなり有益になり、どんどん方向性や決めるべきことが決定していったりします。

ディカッションはテクニックもあるので、学校や大学ではあまり習った経験がない人は、こう行った本を参考にすると会議中の発言でも、周りに一目置かれる…かもしれません!(笑)

「ケース問題ノート」もこの本からして論理的思考に基づき書かれた本でわかりやすいので、同じシリーズの本も読みやすいと思います。

アマゾンのキンドル版はお安くなっていることもあるので、ぜひお試しください。

 

4位:「グロービスMBAクリティカル・シンキング」

グロービス経営大学院でロジカルシンキングの科目に使われている教科書、「グロービスMBAクリティカル・シンキング (グロービスMBAシリーズ)」です。

グロービスのクリティカル・シンキングも「論理的思考」や「ロジカルシンキング」と言った内容と近しいものです。

クリティカルシンキングは、批判的思考というのが直訳ですが、仮となる「問い」を立ててからそれに対して解決策を考えていく手法のことです。

ロジカルシンキングよりも、より課題解決を優先にした考え方の手順が書いてあります。

さすがグロービス(ビジネススクール)の監修している本だけあって、かなり難しいです。

私もグロービス経営大学院のMBAコースをいくつか受講しましたが、授業もハードなので、教科書であるこの本もなかなか濃度は濃いです。

受講クラスで解説や演習、課題をこなした後に読めば納得はできますが、なかなかしんどかったです(笑)

論理的思考を身につけると仕事はどんどん早くなる

論理的思考ができていないと、同じことをぐるぐる何回も考えたり、話が長くなったりします。

よく仕事で、「この人言っているのか、わからないなぁ」という人っていませんか?

一生懸命しゃべっているのに、全然内容が入ってこない…って思われたら切ないですよね。

私は論理的思考に集中するようにしたら、資料作りも会議でもすぐに結論を出せるようになり、仕事もスムーズにできるようになりました。

 

多い時で3、4件の案件を同時進行しても、週1回も残業していないことがほとんど。

資料作りや会議での基礎力がつくと、会社からの評価もどんどん上がって仕事が面白くなるんですよね!

そして昇進試験でも司会進行とホワトボード係を同時にやって、好評価がもらえたり、マネージャーとして後輩ちゃんたちの相談役になったり、とやりがいがある仕事もできました。

仕事の評価が頭打ちになっていると悩んでいる方は、論理的思考を学んでみると、悩みが解決するかもしれません。

 

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