紅いシリコンバレーと言われる深センはITや電気街のイメージが強いかもしれませんが、街中は花で溢れ山があり、ガジュマルが街路樹という自然にあふれた街でもあります。
この記事では深センの中心部から少し離れた場所にある「深セン野生動物園(サファリパーク深セン)」に行ってきたので詳細をレビューします。
入園料大人240元(約4000円)と割といい値段がする深セン野生動物園ですが、考えていたより圧倒的にクオリティは高く、大人も子どもも楽しめる動物園でした!
私たちは大人4名で遊びにいきましたが、久しぶりにキャッキャしながら充実した時間を過ごすことができました。所々にツッコミどころもあり、日本人が考えるような完璧さがないのがまた中国の娯楽施設の良いところかもしれません(笑)。
記事内の情報および円換算は2020年1月現在のものです。
目次
深セン野生動物園のチケット代・使ったお金
深セン野生動物園で使った金額はチケットが大人240元(約4000円)、諸々合わせて1人あたり360元(約6000円)でした。
1人あたりの金額は?
- チケット代(大人):240元(約4000円)
- ランチ代:50元(約800円)
- トラの餌やり体験:50元(約800円)
- 謎の蛇を首に巻いて写真:20元(約350円)←半ば強制(笑)
最初はしょぼい動物園をイメージしていたのでチケット代に240元は高いなと思っていましたが、蓋を開けてみたら意外にちゃんとしていたので安心しました。
園内でも餌やり、馬やラクダに乗れるなど色々な体験は全てチケット外なので、こう言ったアクティビティをしたい方はもう少し出費が必要かもしれませんね。
深セン野生動物園の大人4人の滞在時間
深セン野生動物公園の滞在時間はゆっくりめに歩いて周り、虎の餌やりショーをみて餌やり体験をし5時間弱の滞在でした。
深セン野生動物園はとにかく広い!全ての動物をみて回ろうと思ったら本当に1日はかかりそうな広さがあります。観光などで半日くらいで回るならば、見たい動物を決めて回ったほうが良いでしょう。
乗り放題の周遊バスもあるので、あまり時間がない方やお子さんがいる方はポイントからポイントで乗ると、効率よく園内をみて回れるかと思います。
周遊バスは入り口を入ってすぐのところにチケットカウンターで買うか、園内に所々ある「导游车购票」と書いてある売店で買えます。「导游车」のチケットは20元/人です。
深セン野生動物園で回ったルートは?
深セン野生動物園の魅力を余すことなく感じたかった&チケット代高いで回ったルートはこんな感じです。
- 湿地園:フラミンゴや鳥類
- 長臀猿群島:珍しい猿や特大ペリカン
- 宝宝楽園:フェネックや飼育器の展示
- 袋鼠園:カンガルー
- ヤク・アルパカ・キリン
- エミュ・ダチョウ
- 斑馬園:シマウマ
- 野象谷:ゾウ
- 河馬園:カバ
- 天鹅レストラン(天鹅餐厅):昼食
- 猛獣谷:トラ・ライオン・クマ
- トラの餌やりツアー
- 熊猫庄園:パンダ
各ルートやエリアの写真などはこちらの記事で紹介しています。
深セン野生動物園を半日回ったルートを写真で紹介!
深セン中心から少し離れた地下鉄7号線「西丽湖」の近くにある深セン野生動物園を半日(5時間弱)で回ったルートを写真とともにご紹介します。 深セン野生動物園を回った全体のレビューについては、こちらの記事もあわせて読んでいただけると嬉しいです。 ...
続きを見る
深セン野生動物園の見どころは?
深セン野生動物園で最もお金を払った価値を感じたのが、トラやライオンなどの肉食動物が展示されているエリア。
- トラの餌やりショー
- ライオンやトラへの餌やり体験(超至近距離)
この2つは今までで体験したことない迫力や変わった展示をしていて、本当に驚きました。
トラの木登りショー
深セン野生動物園のトラののショー、ショー自体は大したことがないのですが、この時に使われる展示がすごく斬新なのです!
なんとガラス張りで見えるトラたちの他、園内の私たちの頭上の金網を貼ったトンネルをトラが渡っている!!!
動物の観点からはこういう展示ってどうなんだろう…?と疑問に思いつつも、見ているほうは超ど迫力で高いお金を払った甲斐あったな、と感じました。
むしろトラの安全を第一に考えて欲しいので全然240元とか払いますから、と思ってしまいました。
ライオン・トラへの餌やり体験
猛獣の展示コーナーではもう1つ目玉があって、金網がついた車でトラやライオンがいる展示スペースの中に入って車から超至近距離でトラに餌がやれるのです。
動物の展示スペースで行われる餌やりなどのショーを見るのは入園チケットに含まれていますが、トラの餌やりは50元(約800円)をその場で払います。ちょっと高いかな?と思いつつも、トラの餌やり体験は中国人たちにも人気。
チケット購入後すぐに定員人数が並び、すぐに金網付きのトラックに案内されました。
車に乗り込むと座っているスペースと外までの距離がかなり近く、本当に餌に向かってくるトラに安全に餌がやれるのか若干不安を感じる金網の大きさ。
餌やりの時は本当に近くにトラが来るので、小さいお子さんはトラに手を差し出さないように注意が必要ですね。
車に乗って猛獣たちの展示場所が近くなると、おじさんが同乗者に1本ずつ生の鶏肉を刺した鉄の串を渡してくれます。
餌やり体験はライオンとトラの2種類。ライオンは周りの人がやっている人がいなくて、おじさんに促されて我々とお隣だけ餌やりしました(笑)。
ライオンに続き遠目のホワイトタイガーは職員のおじさんが餌を放るのみ。
トラが寝ているエリアに入ると、トラもご飯をもらえると思ってのそのそと近寄ってきます。
「食べる気あるのかな…?」なんて悠長に見ていたら、おじさんが鶏肉を1本取り出しトラに見せるなり、トラは速攻後ろ足で立ってトラックの金網へ食いついてきて、気がついたらキャーキャー言ってました(笑)。
トラの肉球が窓からつつけるくらいの距離で鶏肉に食らいついてくるトラの凄まじさは、本当にすごいものがありました。
多分日本だったら安全面などの理由から絶対にできない至近距離での餌やり。ゆるめの中国ではトラの歯磨きができてしまうほどの近さ。
迫力は満点すぎで一生に一回もできない体験ができたと思います。中国というか海外ならでは、ですね。
お客さんがいる限り何周も餌やりをしているみたいですので、スタートの11時か午後一番くらいまでの時間がおすすめです。
この車で通った場所はあとから上を徒歩でも回れます。
私たちの後も見ていたらトラが結構休み始めていたので、お腹が空いている時間の方が迫力あるトラを見られると思います。
並ばなくてもパンダが見える
深セン野生動物園の見どころは、並ばなくてもパンダを思う存分愛でることができるのもおすすめです。
コロンコロンのお尻が可愛くて、フワフワの毛並みも直近で見ることができます。
パンダは2匹いて、秋浜は日本で生まれたパンダだそう。上野動物園などでは土日は混みますが、深セン野生動物園ではいくら見ていても文句は言われないでしょう(笑)。
深セン野生動物園のレストランは?
深セン野生動物園の中にある大きなレストランは4店舗あるようですが、レストランというよりは食堂という感じです。
- 海洋レストラン(海洋餐厅)
- 馬戲レストラン(马戏餐厅)
- 猿猴レストラン(猿猴餐厅)
- 天鹅レストラン(天鹅餐厅)
私たちはこの中でカバのエリア近くの「天鹅レストラン(天鹅餐厅)」で食事をしました。かなりローカル色が強い食堂と料理ですが、味は美味しいです。
深センに住んでいる私たちはかなり慣れた料理ですし、まぁこんなもんかなという感じ。
ご心配な方は動物園前に食事は済ませるか、レストランからテイクアウトなどで持ってきたほうが良いかもしれません。
深セン野生動物園の情報・アクセス
ツアー名 | 開始時間 解散時間 | 料金(ペソ/人) | 食事 | 行き先 |
---|---|---|---|---|
世界遺産アンダーグラウンドリバーツアー | 7:30〜8:00 15:30〜17:30 | 2,200 | ランチ付 | セント・ポール山地の鍾乳洞(プエルト・プリンセサ地下川国立公園) |
ホンダ湾アイランドホッピングツアー | 7:00〜8:00 16:00〜16:30 | 1,500 | ランチ付 | カウリー島 |
蛍(ファイヤーフライ)鑑賞ツアー | 17:30 21:00〜22:00 | 1,500 | ディナー付 | |
ジンベエザメとシュノーケリングツアー ※4月〜10月 | 6:15〜7:00 14:00〜15:00 | 1,800 | ランチ付 | プエルトプリンセサ市内 |
exp-line-9
続きを見る