駐在妻

夫の海外転勤で帯同した駐在妻たちの「奥様会」は強制加入なのか?

2018年5月15日

2018年4月から中国で駐在妻をしているあっきーです!

帯同前は、駐在妻コミュニティに入って毎日ランチとかあったら面倒くさいなぁ…と考えていました。

でも実際に海外で暮らしてみると、話に聞いていたよりもコミュニティとか存在しない!

むしろどこにあるの?!ってくらいの単独行動をしております(笑)

 

もちろん気の合う駐在妻さんとは仲良くしたいし、旦那が知らなすぎる現地情報を教えて欲しいし、たまのランチしたり美味しいスイーツ食べに行ったり、と避けているわけではないのです。

 

ただ、私はがっつりとした他の日本人コミュニティに入る機会がないだけ。

中高6年間女子校に通った反動で、一匹狼が板についてしまっているので、そういったことも関係していると思います。

 

ネットには「日本人会」や「駐在妻コミュニティ」の悪いこともたくさん書いてあって、家族帯同予定の人は不安も多いと思います。

そこで、こういった日本人コミュニティが強くない環境というのはどういうものか、を今の自分の状況から考えました!

駐在する国や会社の状況によっては、「日本人会」「奥様会」への関わりが薄いこともあるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

日本人コミュニティ参加が必要な環境とは?

中国は北京や上海、タイのバンコク、マレーシア、シンガポール…などと比べると、夫の赴任先は中国でもマイナーな都市です。

街を歩くと日本人によく会うような地域よりも、日本人が少ない地域は当たり前ですが、コミュニティ力は強くありません。

日本人のコミュニティが強くなるのは、

  1. 日本人の海外駐在員が多い国、都市
  2. 子どもを学校に通わせないといけない時
  3. 日本人向けの習い事に通う
  4. 治安が悪い

この場合には、日本人のコミュニティへ参加する必要があると言えそうです。

 

日本人の海外駐在員が多い

旦那さんの会社である程度の人数が赴任していて、家族帯同が多い場合は「歓迎会」「奥様会」が存在しているようです。

会社が積極的に奥様を集めたイベント、奥様だけの食事会などを催すところもあるようですが、それも少なくなって来ていると聞いたことがあります。

 

夫の会社の現地法人は4人しか日本人がおらず、しかも私が初の家族帯同者でした。

そのため、夫の上司やたまたま日本から来た奥様との食事はしましたが、コミュニティになり得ません。

家族ぐるみの付き合い、で終わりです。

 

他の駐在妻の人とほとんど会わない月もあります。

現地の情報が入らないこともあるし、悩み事や現地での経験談が聞けないのは寂しいこともあります。

でも困ったらネットを検索すれば答えは出るし、中国語で辞書を使いつつネットを調べることで語学の勉強にもなります。

 

子どもがいる

お子さんがいて学校に通わせなければいけない場合には、「ママ友」のコミュニティがあります。

ママ友がカフェなどでたまってお茶しているところには遭遇したことがありません。

私が半分引きこもってブログを書いているので(笑)

 

しかしスクールバスでの送り迎えのタイミングや、子どもを遊ばせる、土日などは集まっていることも多いようです。

さすがに海外で子どもだけで遊ばせたり、出かけさせるのは危険です。

そのため同じマンションに住む子どもたちを中心に、マンションの広場で遊んだり、部屋をいったり来たりはありそうです。

 

逆を言うと子なし駐在妻の場合には、こういった機会がほとんどありません。

会社で奥様が少ない、ママ友もいない、となるとコミュニティから遠ざかるのは当たり前ですね(*´Д`*)

 

子どもがいらっしゃる家庭と子なしでは、生活パターンも違うと思います。

 

 

日本人向けの習い事に通う

駐在している国で日本人コミュニティが強くなるのは、日本人向けの習い事です。

とくに、語学学校の集団授業、ヨガ、ジム。

 

私の場合、語学学校は旦那とグループレッスンを組んでやっています。

ということで、旦那としか授業を受けないので、旦那以外の日本人の方に会う機会が全くない!!( ゚д゚)

 

駐在する国によっては、ベテラン駐在妻さんが無料でやっているお教室もあるらしい。

そういったところで習い事をしだすと、一気にコミュニティになって、ランチやお出かけもありそうですね。

 

海外駐在員が1人で行動できない治安

海外駐在員が1人で単独行動できない地域はまだあり、その場合は奥様同士で出かける機会も多くなります。

そんな治安が不安定な国では、会社は赴任者の安全を守るため、駐在妻さん1人では出掛けられないらしいです。

これが海外駐在員は「ドライバー付きでリッチ」と言われる要因でもあると思います。

 

しかし無限にドライバーや車を用意できるわけではないので、社員何人につき1台など決まっていることも多いらしい…

買い物のタイミングが重なれば、何軒かの家庭の駐在妻さんたちは1台の車で一緒にスーパーへ行くなんて、

毎日化粧したり、服装に気を使わなきゃいけないじゃないですかっ( ゚д゚)←

 

…そんなの面倒だし、ドライバーとかいらんから一人で出かけられる地域にしてくれ(*´Д`*)

と思っちゃうと思いますねぇ…

 

私の住む都市は、非常に治安が良いところです。

よっぽど狭い路地や、夜中でない限りは女性の一人歩きも問題ありません。

治安が良い国に赴任になったことは、非常にありがたいこと。

 

特に子なし駐在妻は、自分か旦那に使える時間が多いので、スーパーへも30分歩いたりしています。

これが意外に気分転換になったり、新たな発見があったりしてストレス発散になります。

 

日本人コミュニティに入らなくて寂しくないの?

「一人でもいいや」と思うのは、「孤独をあまり感じない」「一人でも出かけられる」という性格もあると思います。

学生時代からオーストラリアへ一人旅に出かけてから、海外でも大概の場所では一人で出かけるのに慣れています。

こういった海外経験があるのも、駐在している国で気のむくままに暮らすのに活かせているな、と思います。

海外で1ヶ月過ごした時も、日本食より現地で美味しいレストラン巡りを一人でしたり。

 

もちろんよく会うお友だちが少ないと、単独行動の割合は増えますよね。

たまには誰かと一緒にお昼ご飯を食べたくなったり、気兼ねなく話をしたいなと思う時はあります。

でも寂しさを感じるからこそ、他の駐在妻の人とのランチのお誘いは、るんるんで飛んでいきます・:*+.\(( °ω° ))/.:+

 

人間、しかもある程度価値観が確立された大人同士が、毎日会ってたら、少しなりともストレスがあるのは当たり前のことだと思います。

なんせ夫でさえ、「イラっ( ゚д゚)」っと来る時はありますから(笑)

 

だからこそ「日本人会」「奥様会」に入らなくてもいい状況なら、それもそれでいいと思います。

日頃の人間関係のストレスを感じないからこそ、駐在妻さんたちと会う時は、全力で楽しむことができてます٩( 'ω' )و

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