一時帰国・本帰国

日本への一時帰国でもネットを使うおすすめ3つの方法。フリーWi-Fiは使える?

2019年10月9日

日本の携帯キャリアに契約していない海外在住者にとって、日本へ一時帰国した時のネット環境って困りますよね。

この記事ではこの2年間で一時帰国中のネット環境を確保するのに試したことを踏まえ、日本のフリーWi-Fi事情を考え携帯キャリアのモバイル回線がない人がネットを使う3つの方法をご紹介します。

海外に暮らしていると公共やレストランのWi-Fiが解放されている場合が多く、旅行の時でもこまめにネットを使うことができますよね。

でも一時帰国で日本でスマホが頻繁に使えず、初めて常時インターネットに繋がっていないと不便なんだ…と驚きました。

正直日本では公共のWiFiはあまり期待できないので、それ以外の方法を使うのがおすすめです。

日本のフリーWi-Fiの使い勝手は?

この2年間日本へ一時帰国して公衆Wi-FiやフリーWi-Fiを使ってみましたが、状況によってはあまり利便性が高いとは言えないです。

オリンピックなどの影響もあり使えるWi-Fiは以前より増えていますが、公衆Wi-Fiだけで一時帰国中のネット環境を乗り切るのは厳しいような気がします。

フリーWi-Fiと書いていますが、有料の公衆Wi-Fiの場合利用に電話番号でのSMS認証が必要になり、日本でモバイル回線がないと利用できないのがほとんど。

一時帰国で日本のモバイル回線がない人向けなので、フリーWi-Fi事情をご紹介します。

フリーWi-Fiが充実している施設

  • コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート)
  • スタバやタリーズ
  • ショッピングセンター、デパート
  • 私鉄(京急線)
  • 空港

日本への一時帰国中に1番助かるのがコンビニです。コンビニはちょっと歩けばありますし、困った時にちょこっと調べたり、待ち合わせの連絡をしたりと非常に助かります。

コンビニのWi-Fiは街中に多いだけでなく、1度ログインすると、自動接続される場合も多くいちいちメールアドレスを登録しなくて良いので、利便性が1番高いです。

長くインターネットを使うのであれば、やはりスタバやタリーズなどのカフェが便利でしょう。待ち合わせまでの時間なら、絶対にスタバに入ります(笑)。

移動中や個人レストランはフリーWi-Fiはほぼ使えない

逆に最も利便性が悪い公衆のWi-FiやフリーWi-Fiは、JR線の駅や電車の中や個人レストランなどです。

JR線は乗り継ぎを確認したりするのに駅にもWi-Fiが通っておらず、通っている公衆Wi-Fiは有料かつ電話番号でのSMS認証があったりします。

海外在住者は日本にモバイル回線が通っていないから公衆Wi-Fiを使いたいのに、Wi-Fiを使うのに電話番号の認証が必要で使えないという負のループにはまります(笑)。

また電車で走っている間はWi-Fiは入りません。電車の中でちょっと調べたいとか、待ち合わせに遅れそうとかの連絡などに公衆Wi-Fiは使えないのが思いもよらずストレス…。

個人のレストランでもWi-Fiは解放されていないところが多いので、基本的にはネットは使えないと考えて良いでしょう。

アジアではどんなレストランでもかなりの高確率でWi-Fiが利用客には解放されていますが、日本でWi-Fiを解放しているレストランの方が少ないと思います。

一時帰国の日本でいつも通りスマホを使う3つの方法

日本でモバイル回線がない海外居住者にとって、一時帰国中のネットを公衆やフリーWi-Fiだけで乗り切るのは、ちょっと難しい。

日本のWi-Fi事情から考えると、一時帰国中にスマホでネットを使うためには次の3つの方法があります。

  • ツーリストSIMを購入する
  • レンタルWi-FIを使う
  • 滞在国の回線からローミングする

ツーリストSIMを購入

日本でモバイル回線がない場合スマホでネットを使う方法の1つは、日本へ旅行する外国人観光客向けのツーリストSIMを購入して使う方法です。

日本のスマホをそのまま海外でも使っている場合はすでにSIMロックが解除済み、もしくはSIMフリーのスマホならSIMカードを入れ替えるだけでネットが使えるようになります。

もしSIMロックがかかったスマホを日本で使う場合、ツーリストSIMを使う時は持ち運びができるWi-Fiルーターという機器が必要になります。

ちなみに私はNETGEARというメーカーの日本、海外SIM対応のWi-Fiルーターを使っています。

Wi-FiルーターがあるといちいちスマホのSIMカードを入れ替えずに済むので、メインで使っているSIMカードを無くしてしまうリスクが少なくなります。

日本国内向けのレンタルWi-Fiを使う

日本でスマホでネットを使う方法の2つ目は、日本国内向けWi-Fiをレンタルする方法です。

1日数百円〜と中長期の利用はSIMカードより割高にはなりますが、細かい設定なしですぐ使えるので機械が苦手な方にはおすすめです。

国内向けレンタルWi-Fiは申し込み後Wi-Fiの機械が送られてきて、レンタル期日が来たら郵送でWi-Fiを送り返せばOKなものが多いです。

一時帰国の場合は、国内向けのWi-Fiレンタルを選ぶ時に気にしたいのは4つのポイント。

  1. 利用期限の縛りがない
  2. ネットで申し込める
  3. 自宅以外にも届けてくれる
  4. 返却が簡単

国内向けのWi-Fiレンタルは一時帰国者向けなどでないと、最低利用期間が決まっていたりするので、短期で使う時は注意が必要。

また移動が多い一時帰国はバタバタするので、返却の手続きも郵送や空港での返却ができると便利です。

住んでいる国の契約回線からローミングする

一時帰国中の日本でスマホでネット使う3つ目の方法は、今住んでいる国の契約回線で日本へローミング可能にすること。

日本の携帯で海外へローミングすると高額なイメージがありますが、海外の携帯キャリアのローミングはさほど高くないこともあります。

私が使っている中国の携帯キャリアは日本やアジア、アメリカなどへ1日、3日、1週間などの単位でローミングを申し込めるようになっていて、値段も日本円で1000〜2000円と安いです。

ただ中国の場合は日本の回線にローミングしてもFacebookやInstagramなどのアプリは使えないので、緊急でしか使っていませんが…

住んでいる国で契約している回線でローミングできれば、SIMカードを買ったりWi-Fiをレンタルしなくて良いので、1番便利な方法です。

契約している回線でローミングが可能か、値段がいくらかなど調べてみても良いかもしれません。

日本への一時帰国でスマホを使う方法まとめ

海外から日本へ一時帰国した時に、日本でもスマホでネットを使う方法をご紹介しました。

日本のフリーWi-Fiは使える場所と使えない場所が分かれるので、いつも通りスマホを使うのであればツーリストSIMカード、レンタルWi-Fiが便利です。

住んでいる国の回線で日本のローミングができるのであれば、1番便利ですが価格は高くなることもあるので、契約中の携帯会社へ確認してみると良いと思います。

ちなみに私は香港空港からアジアで使えるcslというSIMカードを購入して使っています。別の記事にまとめていますので、香港近辺の方はご覧ください。

関連記事>>香港から一時帰国、日本でスマホを使うならcslのSIMカードが便利すぎ!

 

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