引越しってただでさえ荷物の整理が大変なのに、海外への引越しとなると今まで使っていた家具や家電ってどうすんだって思いますよね。
この記事では海外への引っ越しで、日本で使っている家具家電の処分について書いてます。
海外赴任中の彼氏と結婚後帯同のために引っ越しの準備をしていて、かなり盲点だったのが家電の処分。
結婚式の準備にかまけて引越し準備に手が回らなかったことで、最後に家電処分のお金で痛い目を見てしまいました。
家具や家電は買う時は通販などで非常に手頃ですが、処分する時は買う時ほど簡単ではないので注意が必要ですね。
目次
日本で使っていた家具や家電は海外で使える?
日本で使っていた家具や家電、もちろん海外でも使える場合はあります。
だけど正直日本で使っている家具や家電は海外では必要ないですし、持っていく苦労の方が大きくなってしまいます。
どういうことかというと、中国の賃貸マンションでは家具や家電も込みで賃貸をしてくれるので、日本ののものを持ち込むとそれだけ2倍場所を取ることになります。
いくら海外の家が広くてももう1軒分の家具は夫婦2人なら使わないですし、せっかく広い家があるのにもったいない!
家電は海外と日本では使用する電圧が異なるので、変圧器なしで使えるものはほぼありません。
中国では、電圧は220ボルトと非常に高いので、100ボルト対応の家電を使うと壊れます。
日本で使っていた家電が使えない理由と現地で買うべき家電については、別の記事でも書いています。
また日本から海外へ運ぶ際に荷物の扱いが荒いこともあり、中身が壊れないで届くかも微妙です。
もちろん引っ越し業者による保険の加入はありますが、手続きも面倒ですし壊れた家具や家電の処分も骨が折れるので、日本からの家具や家電は極力持っていかないことをオススメします。
日本での家電処分は方法を間違えると痛い出費に
私の場合は、日本で使っていた家電は全て処分しましたが、後から考えるともっと方法があったんだな、と反省しました。
結婚式の直後に引越しが控えていたので、もう冷静に考える暇もなくポストに入っていたチラシの不用品引き取り業者に依頼しました。
引越し期日ギリギリまでマンションには住んでいた上、処分する家電や家具は家のもの全てだったので、業者の手を借りずに運び出すのは至難の技…
でも家電の処分が精神的にも1番負担だったし、出費も大きくなってしまったんです。
大型家具や家電を処分して費用8万円!!
私はほとんどの家電と家具を不用品業者に引き取ってもらったのですが、まず不用品業者のチラシに書かれている「2万円で引き取り」の言葉に騙されてはいけないのです。
2万円ならいいか、なんて考えていましたが実際には8万円の費用を請求されました!!
理由は電化製品の製造日にありました。
実はこのチラシに書かれている値段、電化製品のリサイクルの買取ができる製造日から3年以内のものが含まれている場合の値段でした。
処分した家電は、以下の通り。
- 電化製品(冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器)
- ベッド
- カラーボックス10個
- 折りたたみテーブル
私はすでに購入から5年が経っており、業者がリサイクルに回せるという3年を通りすぎていた。
そのために買取どころか処分費用を上乗せされて、海外旅行1回行けそうな金額を払うことになったのです…
不用品回収業者以外の家具家電の対処方法
私はこの一件から家具家電の不用品回収業者以外の処分方法も調べてみました。
時すでに遅し、ではありましたが、2度同じ過ちは繰り返すまい!という決意のもと、ここに書き残しておこうと思いますっ(笑)。
情報収集不足で不用品回収業者を選び家具家電の処分を依頼しましたが、多額な金額を払ったことに非常に後悔しています。
しかも親から買ってもらった大事な家電なのに、無情にもガリガリ持っていかれて涙がでそうでした。
こんな思いをしないためにも、家具家電の処分についてはぜひ情報収集に時間をかける方が良いと思います。
家具家電の対処方法1:実家での保管
もし実家で使う、もしくはスペースがあるなら実家での保管してもらうのも手でしょう。
ただしもし1Kの家具や家電の場合ですと、約2トントラック1台が必要な量になります。
実家で使ってもらえる家電があれば実家に預けるのは手ですが、私の場合一人暮らし用の家電が夫婦2人の家に合うわけもなく、あえなく断念しました。
家具家電の対処方法2:トランクルームでの保管
次に考えたのは、家具家電をトランクルームで保管する方法です。
もちろん先にも書いたように2トントラック1台分が入るスペースが必要なので値段はかさみますが、最近は冷暖房が聞いているトランクルームもあります。
ただ後で他の駐在者に聞いた話ですが家電は使わないと劣化が進むらしく、たとえ冷暖房が効いている場所であれ、帰国後にその家電を使えるかどうかはだいぶ怪しいとのことでした。
それでも期間が短かったり、捨てるのが勿体無いという人はスペースを決めてそこに入る分だけ預けていく、などすると良いかもしれません。
ただ万が一帰国後に使えない場合は、その際に処分が必要となります。
家具家電の対処方法3:リサイクルや買取
もっともオススメはまだ使える家電ならリサイクルか買取が、罪悪感もなく金銭的な負担も少ない方法です。
「また、どこかで使ってもらうんだよ~~~!!」と、愛着や思い入れのある家具、家電を送り出せますので。
私は引越しの引き渡し日が迫っていたので、チラシを入れて来た不用品回収業者へ見積もりを依頼して、部屋に置いてあったもののほとんどを、致し方なく処分しました。
しかしそもそも不用品回収業者に頼まなくても、家電リサイクル法で指定された、エアコン、テレビ、冷蔵庫、衣類乾燥機は、きちんと国から委託された指定業者へ頼めば適正金額で、回収してくれるようです。
参考サイト>>経済産業省 家電4品目の「正しい処分」早わかり
業者によって料金は違いますが、私が払った総額8万円よりも断然安い金額で引き取りをしてもらえます。
- エアコン:2000円~
- 薄型テレビ:3600円~
- 冷蔵庫:5000円~
- 洗濯乾燥機:2000円~
冷蔵庫と洗濯機がないだけでも、かなり荷物が減ったんだ…と思うと、今だに悔しい…
家具家電の対処方法4:友だちに譲る
日本で使っていた家具や家電の処分は、入念な準備さえしておければ知り合いや友達に譲るのも有効な手段です。
家電を買い替えたいと友だちが周りにいなかったのでできませんでしたが、宅急便業者でも家電や家具を運搬するサービスがあるようなのです!
家電や家具って宅急便では送れなさそうとか、配線などが自分で外せないなどの理由で譲るのはどうなの?と思いがちですよね。
でも宅急便でも家具や家電を配送するプランがあるようですし、配送先の搬入と回収もしてもらえるようです。
譲り受ける側も古い家電の処分などに困らないので、譲れる友人がいれば配送料は負担でもらってもらえると自分も譲られた方も嬉しいですよね。
家具家電の対処方法5:フリマアプリやオークション
フリマアプリやオークションはいつ購入されるかわからないので、時間が読めないため、引越し後などにも家具や家電を一時的においておける人、引越し日までは別のところへ泊まれる人などは良いと思います。
私は家具や家電以外は実家に一時的に荷物を送っていたので、帯同前の2週間は実家に帰ってひたすらメルカリに出品していました(笑)。
結婚式関連のアイテムから本まで、出品すれば売れるといった感じでかなり手放すことができました。
アプリから出品作業などできるので荷解きと同時に出品していました(笑)
海外への引っ越しで家電の処分方法まとめ
海外へ引っ越すのに家電や家具の処分方法は、
不用品回収業者に依頼→あまりオススメできません(泣)
- 実家へ預ける
- トランクルームへ預ける
- リサイクルを利用
- 友人に譲る
- フリマアプリやオークションで販売する
今回家具や家電を一斉処分してみて、物を買うのはすごく簡単だけど捨てるのってすごく大変なんだと言うことを学びました。
買う時に捨てる時のことも考えて買うようにしないと、気軽に買えるからといってポンポン買って処分する時にすごく大変だと言うことを実感。
海外へ移住することがなければ、多分そのまま何も考えずに物を買い続けていたと思うので、すごく良い経験になりました。
これから海外への引っ越し、赴任を控えている方はぜひ早めの準備をオススメいたします。
海外での家電についての記事はこちらにも>>