中国に移住してきた時、まったく中国語が話せない、聞き取れないで不安いっぱいでした。
実際に語学ができないと、海外生活では孤立したり、自由に行動できないなんてこともあります。
特に日本人にとっての中国語は、馴染みが薄い言語です。
日本に住んでいるなら、英語や中国語を話せなくたって問題はありません。
でも現地で暮らしている場合は、買い物も家の備品の故障も、トイレが流れない緊急事態だって起こる!!
今回は私が直面した中国で中国語ができなくて、ストレスになったことをまとめました。
後半は、私が仕事で出会った「外国語が話せないから、諦める」を解決する方法を教えてくれた人とその人が使っている自動翻訳機のili(イリー)について紹介します。
私は移住後の1〜2ヶ月は独学で中国語をやっていたけど、相手が言っていることはほとんど聞き取れないレベル。
それでもスーパーで中国語の店員さんに麻婆豆腐の作り方教わったり、豚肉屋さんのおじちゃんとハニかんだりできました。
それは「言葉で伝える」こと以外にも、相手と関係を築けると知ったアパレル販売員の経験が活きていたと思います。
しかし、やはり語学ができなくて「死にそう!」「冷や汗!」「もう外に出かけたくない!!!」と思うことは多々あります。
でも外国に住んでいて、外国語ができない…もうダメだ!!って思うなら翻訳機に頼ったっていいんじゃないか、と思うのです。
もちろん自分で英語や中国語を話せるようになるのが大事なのは前提としてあります。
目次
海外で英語、中国語が通じないとこんなに困る!
海外に住んで現地の言葉ができないと、心が折れそうなトラブルの時に対処するのに非常に困ります。
- 飛行機から荷物がでてこない!
- 駅を出る時に、改札口が開かない!のに係員がいない!
- トイレの水が流れません!
- タクシーで行きたい場所は、発音が通じない!
- ボタンを押して解錠するはずの扉が開かなくて、閉じ込められた!
- お店でちょっと見るだけのつもりが、接客が強引で変な下着を購入!
- ホテルで宿泊客なのに、フロントの人に怒鳴られた!
- 間違った料理が運ばれて、気がつかなかったら怒られた!
こんなことが起きるたびに、
『何かあっても、助けてとも言えない。』
『誤解を受けても、それを解けない。』
『やりたいことも、諦めなきゃいけない。』
『もう1人でお出かけしたくない』
そんな気持ちでした。
毎回、どうにもならないんじゃないか…と心臓はバックバクだし
家にも帰れないんじゃないか…こんなことで仕事中の夫に連絡するわけにもいかないし…
とものすごく孤独になった感じ。
頭が真っ白になって、その場でウロウロして、通りすがりの人に変な目で見られ、さらに心が折れる…
中国語って早口だし、怒鳴っているように聞こえる、相手は真顔で慣れていないと気持ち的にめっちゃ追い込まれる。
移住1ヶ月で、残り2年近く引きこもりになるかと思いました(笑)
中国語は発音がちょっと違うだけで、全然意味が変わっちゃから話せるようになるまで、とにかく時間が必要。
海外では常にネットが快適に使えないこともある
中国では日本では普通に使っているサイト、アプリがつながらないことがあります。
この記事を読んで、「だったらスマホの翻訳アプリを使えばいいじゃない?」って思うかたもいると思います。
確かに、日本からいくつか翻訳アプリもダウンロードしました。
ただ、日本で使える翻訳アプリは、中国で使おうと思ったらアプリすら起動しない、ネット規制に引っかかって使えないなどの不都合もありました。
このような事情から、特に中国ではオンラインでしか使えないアプリはお勧めしません。
Google翻訳は、オンラインのほかにオフラインで使うことができます。
ただし、オフラインで使う場合は、辞書の意味をくっつけたような翻訳になり、精度はあまり期待できません。
中国のネット規制!日本のサイト、アプリが使えない
中国にはネットから見れるサイトに閲覧制限があります。
日本で使えていたGoogle検索、gmail、Twitter、Facebook、LINEなど、基本中国のネット環境からは繋がらないんです(´;Д;`)
日本で英語や中国語を、Google検索の検索窓に「助けて 中国語」と入れてみても…
「ページは表示できません」
と無常に帰って来るだけ…
もちろん、規制されているページを見る方法はあるのですが、
それを禁止されている中国の人たちに、Googleなんて見せたら
「あれ?」
とか思われるんじゃないーーーー(´;Д;`)??
何か言われても対応できないし、とかなり躊躇してしまいました。
場所によって、通信環境が良くないことがある
中国でもネットの環境は充実してますが、場所によっては通信がめっちゃくちゃ遅いことがあります(*´Д`*)
特に電車の中、駅などは地下鉄なこともあり、時々サイトがカクカクカク〜〜となることもあります。
日本でダウンロードしてきたアプリは、必要な時に立ち上げても、
- 起動に時間がかかる
- 立ち上がったと思ったら通信が悪くて、結果が返ってこない!
海外の緊急事態では文明の利器に頼ろう
海外で生活していると、日本ではなんでもなかったことも、感じるストレスが多くなります。
そんな時に「できない私が悪いんだ」と思ってしまうと、さらにストレスになってしまいます。
家に引きこもることはできますが、やはり寂しさや自分はダメなんだという気持ちも強くなると、辛くなってしまいます。
語学は勉強していても、話せるようになるまで時間が必要です。
子どもだっていきなりスラスラ文章を話し始めるわけではないですよね。
「言葉ができないから、海外生活が不安」
「言葉ができないから、日本以外にはいかない」
と思っているなら、ぜひ翻訳機に頼るのも良いのではないでしょうか。
ili(イリー)なら海外でもつやいやすい上、翻訳された言葉を覚えれば次から自分で言えるのに使うこともできるのでオススメです。