2020年1月後半ごろから始まった新型コロナウィルスによる肺炎の影響で、3月5日時点で渡航日より14日以内に中国滞在歴のある人はベトナムの入国が拒否されていました。
この記事では渡航日14日以内に中国深センで暮らしていた私たちが、LCCの香港エクスプレスが払い戻し対象になったため、その経緯をご紹介します。
香港エクスプレスのサイトでも新型コロナウィルスによる対応が入国拒否などを取っている国別に案内されていました。
しかし香港エクスプレスのサイトでは具体的な案内がなくコールセンターへ問い合わせても担当者によって払い戻しされるのか、書類は何が必要かわからず焼きもきしてしまいました。
目次
香港エクスプレスで香港-ベトナム便が全額返金対象に!
2月5日よりベトナムはベトナムへの入国日14日前に中国の滞在歴がある人の入国を拒否すると発表され、中国深センに暮らしていた私たちは香港から発着する香港エクスプレスのベトナム便が全額返金対象とアナウンスがありました。
私の場合は2月25日まで中国深センに居住、26日に日本へ帰国し自宅待機状態で中国を出国した26日から14日以内にベトナムへ渡航予定でした。
このケースでは途中で日本へ帰国していても、次のベトナムの入国拒否の対象条件にはてはまってしまいます。
中国以外からベトナムに入国する外国人が,ベトナム入国前14日以内に中国に渡航・滞在歴がある場合,一時的に入国を拒否する対象とする。
引用元:新型コロナウィルス感染症をめぐる諸動向-在ベトナム日本国大使館
香港エクスプレスで渡航先が受け入れ拒否の対策は?
香港エクスプレスの新型コロナウィルスにおける救済措置としては、航空券の変更もしくは払い戻しと公式サイトにはアナウンスされました。
- チケットの変更:香港エクスプレスの別の路線への変更可能(1回のみ手数料無料)
- 全額払い戻し:中国から出発したと証明できる場合のみ
払い戻しに関しては、「ベトナム入国予定日から14日以内に中国に滞在していた証明書を出す必要がある」という条件が書かれており、これがかなり厄介でした。
払い戻し対象になるために必要な書類がよくわからない!
香港エクスプレスの渡航先の国が入国拒否された時に必要な書類は、中国に14日以内に滞在していたとする証明書でパスポートの出国スタンプで対応OKとのことでした。
香港エクスプレスのチャットサービスでは1回目の問い合わせではカスタマーサポートから「返金されません」と回答あり、そこで勝手にチャットサービスが切れたので2回目に英語で問い合わせても中国のパスポートのみが返金対象、との回答が迷走、、、
香港エクスプレスのチャットや電話のサービスはほぼ日本語ができる香港などの現地スタッフな上、特別な対応を迫られる判断ができるほど権限がないので仕方がないっちゃ仕方ないのですが、、、
香港エクスプレスの日本語対応窓口が緊急設置される
香港エクスプレスでは新型コロナウィルスの影響が大きくなってきた2020年2月10日に日本語専用窓口が設置されました。
おそらく各国のカスタマーセンターでは対応しきれなくなり、日本語の窓口を慌てて作ったのでしょう。
香港エクスプレスからは結局返金された?
ベトナムへの渡航予定2週間以内に中国にいたことで入国拒否対象になった私たち、結局香港エクスプレスから返金されたのは申請から3ヶ月後くらいでした。
色々あって何度もコールセンターへ問い合わせたりと、かなり苦労しましたが返金されて本当に良かったです。
1度は返金対象ではないと言われたり、中国国籍でないとダメと言われたり、、、
結構な労力がかかり返金は諦めかけていましたが、やはりこの後日本への引っ越しで物入りだったので返金されてとても助かりました。
2020年8月の時点でもコロナの先行きが見えていないため、この記事がどこかのどなたかに役立つと良いなと思いブログに残しておきます。