転勤を機に結婚を決めた、海外赴任中に結婚式をあげることになった新郎新婦にとって、これからの準備をどうしようか、悩んでいませんか?
特に彼氏が海外にいて、新婦が結婚式準備をする場合には、喧嘩にならないか?新郎がいなくて大丈夫なのか?と、嬉しい気持ちの反面、少し心配になりますよね。
こちらの記事では、海外転勤中でほとんど日本にいない彼氏と日本で結婚式を挙げた私たちが、やってよかった結婚式の準備のポイントを紹介します!
目次
最初に新婦に知っておいて欲しいこと
新郎には必要以上に期待しない
新郎である彼氏は、プロポーズしたものの、結婚するという当事者意識は、当日まで出てきません。
新婦と離れて暮らしている新郎。
新婦が準備をしている姿を実際に見ていないので、大変さが全然伝わらない上に、結婚式する意識も薄い。
新婦は、周りの友達に、結婚報告すると、「どこの結婚式場にする?」「ドレスはどうする?と、質問攻めにあうんですよね。
それが幸せな瞬間でもあり、
「私、いよいよ結婚するんだ〜〜〜!!」
という実感がふつふつと湧いてきます。
しかし、男性同士の結婚報告って…「どんな人?」「かわいい?」という話題が多いみたいで、結婚式当日のこととか話さない。
うちの場合も、旦那は海外にいて、式場見学もドレス試着も全て自分一人。
かろうじてウェディングドレスの試着は、母に来てもらいました。
めっちゃ喜んでくれていて、ドレス決めには立ち会ってもらって良かったなぁ、と思いました。
そんなこんなで、旦那は最後の最後まで「お客さん」って感じでした(笑)
(めっちゃイライラしてるから、何も言わんでおこう…)
新郎にはその都度「何をやって欲しい」と役割を指名するのが、1番手っ取り早いと思いました。
例えば、「私は式場候補探す係やるから、旦那氏は候補から式場決める係ね!」とか。
自発的にやってくれたら、「お!」って感動できるので、もう最初から一人でやる気でいよう!そう思ってました。
一緒に暮らしてからも、本当にやって欲しいことは「係」に任命して、やってもらってます。
(なんか…やらされてる感も…)
遠距離恋愛の結婚式準備のtodoリスト
結婚や結婚式の準備をスムーズにするコツは、「人」と「お金」に関わることは早く決めること。
この2つが確定していないと、結婚式って挙げられません。
決まっていないことが直前に出てくると焦る、良い判断ができないにプラスして、
新郎何もしないの状態が続くと、イライラするので、余裕があるうちに決めることをおすすめします!
海外転勤中の新郎でも参加してもらわなければいけない準備は、こちらの9つ。
- 両家の顔合わせのセッティング
- やりたい結婚式のスタイルを確認
- 結婚式の時期、日取り、時間候補を決める
- 結婚式場の立地、こだわりたいポイントを確認
- 結婚指輪の予算を決める
- 招待客を決める
- 招待客へ住所と名前を確認する
- 招待状のデザインの確認
- 披露宴の余興などの演出の確認
ここには書きませんが、結婚式と彼氏の赴任準備、転勤準備が重なっている場合は、意外に時間がありません。
帯同時期も海外転勤と合わせる場合には、語学学校の無料体験も早めに検討しておきましょう!
本格的に結婚式準備に入るとさらに時間がなく、現地での生活の準備がおろそかになります。
語学は、現地での生活をより楽しく、安心に暮らすために必要なので、こちらも忘れずに。
(まぁ、こっちの方が数倍やった気がするけど、ま、黙っておこう)
両家の顔合わせのセッティング
海外転勤中の彼氏と、両家の顔合わせは日程の調整が命!
- 彼氏の両親の日程
- 自分の両親の日程
- 彼氏の帰国や移動の日程
- 自分の有休の日程
結婚前の両家への挨拶は、家族の承諾を得て省略しました。
彼の海外転勤前にお互いに実家に挨拶をいって、お付き合いの報告をしていたのが良かったと思います。
海外赴任の駐在国の連休が日本と大幅に日程がずれていていると、日本にいる自分の休み調整に苦戦もしました。
中国は9月の最終週から10月1週目が大型連休。
日本では上半期の最終週と下半期の初日にかぶり、下半期の初日からまさかの有給取得!笑
職場には、「一生に一度の結婚の挨拶なんで!」と、押し切って有休取らせてもらいました(*´Д`*)
希望の結婚式のスタイルを確認
結婚式は2人だけではなく、家同士のもの、とよく言います。
古い考えだなと思うかもしれないけど、実際本当にそうなんだなと思います。
家によっては信じている宗教があれば、神前式なのか、教会式なのか、人前式なのかキリスト教式なのかも相談しないといけないです。
特別な宗教がない場合でも、各挙式のスタイルで費用が全く違うこともあります。
例えば、人前式よりキリスト教式の方が、費用は2倍です。
その辺りもじっくりと2人で腹を割って話し合った上で、家族に報告した方がいいです。
結婚式の時期、日取り、時間候補を決める
結婚式の時期や日取りは、親族やきてくれる上司、友だちと大勢に関わるので、入念に相談します。
ただし半年や1年後の予定なんて呼ばれる方もわからないので、まずは家族から確認。
上司や友だちは、さすがに半年以上前に報告して招待させていただきたい、と伝えておけば、意外に予定を空けてくれます。
結婚式場は、予約時に着手金を入金しないと、日程の確約はできません。
キャンセルする場合は、手付金の半額がキャンセル料として取られます。
この辺りも考慮に入れておきたいですね!
結婚式場の立地、こだわりたいポイントを確認
海外転勤中の彼氏がすでに赴任している場合には、結婚式場も一人で決めることにも。
何も言われないからいいや、と思って探し始め、候補を出した段階で彼氏の希望を言われると、イラっとします(笑)
先に聞いちゃいましょう!
結婚式場は、探し始める前に、彼氏のこだわりは聞いておいたほうが無難です。
新郎なんて、さほど大したこだわりは持ってないので、ある程度クリアしてれば、「意見、尊重してもらえたー」ってなりますしね(笑)。
結婚指輪の予算、買うお店を決める
結婚指輪は2人で一生持つものなので、アプリで探して候補として考えていたブランドや予算から良いものをスクリーンショットでおくってました。
結婚後は海外への移住生活になるので、日本を感じられるブランドにしました。
今実際につけていて、あまりまじまじと見ることはありませんが、指輪に愛着はとても持っています( ´∀`)
私はファッション業界で服装やアクセサリーには厳しくない会社に勤めています。
一方、旦那は営業職なので、デザインに関しては新郎に選んでもらいました。
プロポーズ後から、初めて結婚を意識しだすのが結婚指輪の制作だな、と思いました。
指輪が完成して初めての帰国日に見せたら、「おーっ!!」
初めて試着してみて、「おーっ!!」
披露宴の招待客と人数を決める
招待客の人数は、披露宴をやる場合、費用が大きく前後するところでした。
式場見学前のヒヤリングで、旦那から「40人くらいかなぁ」と言われていたので、単純に2倍。
ブライダルフェアでは、概算の人数の見積もりも80人で作った。
しかし、ブライダルフェアでの見積もりなんて、合っているようで合っていない…
ブライダルフェア特典で、ゲスト分のお花を割引!と書いてあった場合、ブライダルフェアで作った見積もりの人数をもとに、特典の割引額を計算していました。
私たちの場合、実際に披露宴に読んだゲストは100人越え…
20人分の割引が…うう…(涙)
披露宴の招待客へ住所と名前を確認する
新婦中心の結婚式の準備で、1番大変だったのは、招待状の宛名書き
住所が確認ができないから、と保留にされていた人もいたりで、なかなか全員分の発送ができない。
私の場合、年末年始が重なって、結婚式の招待状の刷りあがりから発送最終日まで1週間しかありませんでした。
結婚式の招待状の発送最終日とは、結婚式を開催する1ヶ月前。
招待客の出欠ハガキの返信期限です。
そこから約3週間前までが新郎新婦からの招待状発送最終日になります。
仕事から帰って、少しずつ100枚の招待状の宛名書きをしました。
しかも、結婚式の招待状は、手渡し以外は、大安の日の消印が必須なんです。
旦那氏に友だちの漢字名を聞いて、招待状を書いたら数人漢字間違えて書き直し…
披露宴の招待状のデザインの確認
両家や上司にも出すものなので、良さそうなものをいくつかピックアップして、写真を送って決めました。
私たちは、好みのデザインなどは似ている方なので、喧嘩の種にはなりませんでした。
もはやデザインもたくさんあるので、違うテイストのものをいくつか写真送って感想聞いて…にしてました。
披露宴の余興などの演出の確認
披露宴の余興やスピーチは人に頼む必要があるものを、披露宴に組み込みたいか確認した方が良いです。
私は乾杯や主賓挨拶だけでいいと思っていたら、進行が割と決まってから「友人スピーチ入れたい!」やら「おもしろ演出したい!」と言い出す旦那氏。
先に言えよ、って心の中で思ったのは内緒です(笑)。
まとめ
彼氏が海外赴任や転勤で、遠くに住んでいる場合、結婚式の準備はミスコミュニケーションが起きやすくなります。
本当は新郎も自主的に情報収集してくれればいいんですが、本当に最後まで当事者意識がわかないので、そこは諦めます(笑)。
なので、新婦がうまくリードして新郎に結婚式準備を参加してもらったほうが、新婦がイライラしないと思いました!