家族の転勤で、仕事を休職したり退職するのが不安、そんな風に悩んでいませんか?
私も休職前は仕事をしない不安、自分の収入がなくなる不安、とたくさんの悩みがありました。
でも事実、仕事を休職して専業主婦や駐在妻になってよかったこと、見直したこともたくさんありました。
その1つが自分の身体のことです。
この記事では、猛烈仕事人間だった私が仕事をしていた頃と比べて起きた、駐在妻(2019年7月現在)の身体の変化について、ご紹介したいと思います。
今海外転勤の家族帯同で不安をたくさん抱えている人にも仕事を休むことで良いもありそう、と思ってもらえると嬉しいです!
駐在妻になる前が気になる方は、僭越ながら「プロフィール」に私が何者なのかを詳しく書いていますので、ご参考まで。
ちなみに私が昼食を抜いてまで仕事に没頭してたのは好きだったからで、誰からも強制されていたことではありません。
目次
5年間昼食抜き生活でわかった注意すべきこと
5年間昼食を抜いてわかったのは、昼食を抜くのであれば別の食事できちんと栄養素やカロリーを摂らなければ身体には必ず影響が出る、ことです。
しかも20代は問題なくても30歳を超えたら1年で身体に影響が出てしまったので、年齢にも気をつける必要があると思います。
私が、ここ5年間で摂っていた主な食事の内容はこちら。
- 朝:しっかり食事
- 昼:なしかカロリーメイト、サンドウィッチなどの簡単なもの
- 夜:自炊で野菜と肉を電子レンジでチンかコンビニで焼き鳥&ビール
20代の時は夜に自炊をしていたのですが、30歳を超えて昇進したタイミングで平日は心の余裕を完全に失いました(笑)。
私はかなりお酒好きなので、炭水化物は昼までしか摂りません。
夕飯に炭水化物を食べないのは高校生の頃からやっていましたが、そこまで身体の影響を感じたことはありません。
ただ夕飯に摂るカロリーはさほど多くないので、昼まで抜くと私の場合はカロリーが足りなくなっていたのだと思います。
その生活を5年間という長きにわたり続けた結果、30歳を超えた後で身体に変化が起きていることに気がつきました。
世の中にも「1日2食」「昼食抜き」の食事でダイエットの記事がたくさんありますが、1日のカロリーや必要な栄養素までを削ってしまうとダイエット異常の影響が出てしまうので気をつけるべきだと痛感しました。
5年間昼食を抜いて現れた身体の変化
5年間昼食を抜いた結果、髪や爪、まつげといった外見から内臓、心に至るまで影響が出ていることに気がつきました。
渦中の昼食を抜いている時は体重も増えずに良いわ、くらいの軽い気持ちでした。
もちろん仕事のストレスもあいまった状態だったので、直接的に原因があったかはわかりません。
でも今考えるとやはり異常な生活なのは変わりがないので、何も考えずに昼食を抜くことはおすすめできません。
髪が薄くなりかけた
ちょうど結婚式の準備をしていた31歳の時、前髪の分け目がちょっと広がっているように感じました。
結婚式ということもあり外見がちょっと気になっていたので、気がつきました。
その後慌てて育毛系のエステへ行き、ちゃんと毛根を調べてもらいました。
髪は多いけど、毛根が正常な円形ではなく栄養失調で潰れてしまっている部分が多いとのこと。
また毛根近くは黒いのに、毛先だけ白髪の髪が増えてしまい、これは栄養失調なのではないか…と本格的に考え始めたきっかけになりました。
便秘が悪化
当たり前の話ですが身体に入ってくる量が少ないので、もともと便秘だったところにさらに便秘が悪化。
1週間に1回トイレにこもれば良い方で、そのうち腸の中をゴロゴロとガスが動くような感覚が多くなっていました。
便秘な上にガスでお腹がパンパンになってしまい、かなり苦しいと感じることもありました。
直接的に食事を抜いたことが原因かはわかりませんが、昼食を抜いていた数年間、この状況に悩んでいたのは確かなことです。
まつげや爪の伸びが遅い、薄い
気が付いた頃からまつげが短く薄いのは生まれつきだと思っていて、ずっとコンプレックスに感じていました。
爪の伸び方も遅く、また薄いのでジェルネイルを2〜3回やるとすぐに爪が薄くなってしまうという負のループにはまっていました。
これも当時は全く原因がこの不規則な生活だとは考えておらず、生まれつきなのかと思っていました。
カロリーを摂るのが怖くなる
身体の変化とは少し違いますが、昼食を抜いていると体重も落ちますし、明らかに痩せるので逆にちょっと太るのも怖くなってきます。
その結果カロリー表記を見ると、太るのが怖くなったり、食べることが怖くなって食事が選べなくなっていました。
お腹が空いてコンビニに行ったのに、枝豆とビールを買って帰るなど、かなり偏食気味になっていました。
同時にお酒はストレス発散に欠かせない(と思っていた)ので、その分を差し引くと1回の食事に500キロカロリー以上摂取していなかったような気がします。
体型はおかげで維持できていましたが、カロリー表記があるものを買うのが怖くて仕方なくなっていました…
駐在妻として専業主婦になった後、身体はどうなった?
そんな健康も精神も害する一歩手前の私ですが、駐在妻として専業主婦になり、1年間毎日お昼を食べ自炊の夕飯を食べ続けた結果、これら全ての身体の不調がほぼ正常に戻りました。
髪が薄くなりかけていたのは治ってきましたし、たまに日本に帰った時に美容師さんに言われるのは「髪が綺麗になった」とのこと。
便秘はまだくすぶっていることもありますが、以前よりもトイレに行く頻度が上がっています。
まつげに関しては、こんなに長くて濃かったのか…と、コンプレックスを感じずに済むまでになりました。
爪もこんなに伸びるの早かったっけ?と思うくらい、以前に比べたら伸びるのが早くて驚いています。
お昼を食べるようになったなら、体重は増えたのでは?と思うかもしれませんが、意外に2キロくらい増えただけでさほど太った感覚はありません。
仕事をしていた時は平日は仕事と家の往復、休日は家で1日寝たまま、なんてこともありました。
今は週末や平日時間がある時は、1時間程度ジムで走ったりしています。
駐在妻として専業主婦になり食べる量は増えましたが、定期的に運動などで調整すれば体重はさほど問題はないように思います。
昼食抜き生活をやめて身体も精神もコンプレックスが少なくなった!
以前は仕事に夢中になり5年間にわたる昼食抜きの生活で、何も考えずに昼食を抜くと髪やまつげ、爪から食事を楽しむ精神まで病みかけると、昼食抜き生活をやめて気がつきました。
20代の時は問題なかったことでも、30歳を超えると身体への影響も顕著になってきます。
身体が元に戻ってきたのも良かったですが、最も良かったのは身体や精神の変化に気がつけたことだと思います。
自分の性格上、どうしても夢中になったり時間に追われると食事や休憩時間を削りがち。
でも、最低限自分の身体を維持する時間に充てないと、後から失ったものは取り戻すのに時間がかかると思います。
私の場合は休職して1年強、以前の身体の状態に戻るまでかかりました。
そんな基本的なことに気がつけたのも駐在妻として専業主婦になってみたからこそ、だと思います。
家族の転勤は、休職や退職を余儀なくされる場合も多くマイナス面を見がちですが、自分のことをゆっくり見直すチャンスでもあると思います。