結婚をきっかけに配偶者の海外赴任に帯同するのであれば、入籍日は少し考えないといけません。
実は海外赴任の帯同で、結婚式と同日、もしくは結婚式後を入籍日にしたい場合、配偶者の渡航日をずらさないといけなくなるかもしれません。
この記事では入籍や結婚式の後で配偶者の海外赴任に帯同する人がなぜ入籍日を気にしなければいけないのか、実体験から解説します。
海外赴任の家族帯同の条件は「配偶者」であること
海外赴任の帯同では諸々の費用が配偶者側の会社から「家族手当」として支給されたり、配偶者として「ビザ」を支給される必要があります。
そして海外赴任の諸々の手続きには、配偶者となった戸籍謄本が必要になります。
実は戸籍は入籍してもすぐには変わらず、婚姻届の受理された後になるので、帯同の手続きを始める時に新しい戸籍ができている必要があります。
もちろん入籍前に渡航して→再度日本へ戻って海外赴任帯同の準備をしても良い、ということであれば入籍日は自由に決められます。
ただしその間はもちろんビザなどの発給、引っ越し費用などの家族手当は利用できませんので、注意しないといけません。
私の場合は配偶者でなかったため、夫の会社から海外赴任に関する就業規則をいただけず、配偶者研修にも出れず、福利厚生などは最後まであやふやのままでした(笑)。
結婚式後すぐに帯同したいなら入籍はいつからすべき?
結婚式や入籍後、配偶者の海外赴任先へ帯同をすぐに考えている場合は、最低でも渡航日から4~3ヶ月前までには入籍を済ませておくのがおすすめです。
海外赴任の家族帯同前にする準備や手続き、私の場合は次の5つがありました。
- 赴任前の健康診断
- パスポートの名義変更
- 家族帯同ビザ申請
- 引っ越しの打ち合わせ
- 赴任前の語学研修(赴任後でも可)
語学研修に関しては私は通常の赴任時期とは違ったので、赴任後に振り替えています。
海外赴任の家族帯同に関する手続きは、だいたいなんだかんだで1〜2週間が必要です。
しかも同時進行ではなく時期はずれてやらなければいけないので、全部終わるまでにも3ヶ月くらいはみておいた方が良いと思います。
これ以外にも結婚は、地味に色々変わり氏名変更などの手続きも多いので、余裕を持っておいた方が安心です(特に女性側)。
私は11月入籍、4月の初めに渡航しました。
結婚後帯同する人で入籍日にこだわりたいなら計画が必要
結婚もしくは海外転勤をきっかけに海外赴任に帯同する予定の方は、入籍日によっては希望する日に渡航ができない可能性があります。
入籍日を記念日など他に変えられない、こだわる日にしたい場合は、渡航日の3〜4ヶ月前に婚姻届をだす方がスムーズに渡航ができます。
配偶者と同時の渡航にこだわらない場合は、入籍日は好きな日にして問題はありません。
どちらにこだわりを持つか、は夫婦で意見が違うこともあると思いますので、ぜひ結婚が決まったら早めに話し合っておくのがおすすめですよ。