ライフスタイル

クレジットカードを使い過ぎないコツ。支払いをまとめて実感した!

日本でも決済方法が増えて、現金派の人も現金を使わない支払いに変えたいけど使い過ぎないか不安、なんてキャッシュレスへ二の足を踏んでいませんか?

QRコード決済は少しハードルが高いなと思っている方は、今持っているクレジットカードで現金を使わない生活を試してみるのはいかがでしょうか。

この記事では中国で一足お先にキャッシュレス生活になった私の経験から、お金を使い過ぎないクレジットカードの使い方のコツをご紹介します。

今は海外居住者で日本の電話番号がないので、日本でのQRコード決済が使えません。そのため日本への一時帰国でもキャッシュレスにするため、日本でも3週間ほどクレジットカード支払いに一本化してみました。

するとお金の管理は楽だし、支払いの時にいちいち現金の受け渡し、荷物を受け取り…などの面倒なやり取りも省けるしでメリットが多いと改めて気がつきました。

今まで現金派でしたがいつも生活費はカツカツだった今と、クレジットカード支払い一本化でも全く不安を感じない今の私を比較して考えました。

クレジットカードでお金を使い過ぎてしまう理由

私は日本での自分の「支払い」をしていた時の行動から、クレジットカードでお金を使い過ぎる理由はお金が出ていくタイミングが違う方法を混ぜて使うからなのでは、と気がつきました。

私の日本の生活では「現金」「クレジットカード」「電子マネー(Suica・nanaco)」「銀行引き落とし」と3つの支払い方法を混ぜて使っていました。

特に問題なのは「現金」と「クレジットカード」です。電子マネー類は現金からチャージするので、現金払いと同じタイミングで財布から現金はなくなります。

ですがクレジットカードの場合、現金がなくなるタイミングから引き落としが遅れてやってくるので注意が必要。

私の場合は基本は現金払いにしていても友だちとの飲み会や通販ではクレジットカードを使ってしまったりと支払いの基準も曖昧に管理していたため、月末にすでに現金を使った上、カードの引き落とし分が使い過ぎになってしまっていたという訳。

その結果毎月給料が銀行口座を通過していくだけ、という悲しい結果を招いていたのです。

基本的で当たり前なことですが、改めてお金の使い方を見直してから、この使い過ぎのカラクリに気がつきました。遅い…(笑)

お金を使い過ぎないクレジットカードの使い方とは?

自分の日本でのお金の使い方から考える、使い過ぎないクレジットカードの使い方は2つです。

  1. お金が出ていくタイミングを合わせる
  2. 支払い方法を1つに統一する

お金が出ていくタイミングを合わせる

先にもご説明したように「現金」と「クレジットカード」では手元のお金が出ていくタイミングが違うので、お金がなくなるタイミングが合えば「財布に残る残高=使えるお金」として管理は簡単になります。

クレジットカードと現金を併用する場合は、手元の現金は財布とは分けて翌月の支払い用として取っておけば現金とクレジットカードのお金が出ていくタイミングを疑似的に一緒にできます。

お金の管理にうとかった20代の私もこれにはなんとなく気がついていてクレジットカードを使ったら財布から現金を抜く、などを試みていました。

でも結局外で使ったり、飲み会で払ったりしているうちに訳がわからなくなり、カードの引き落とし額を途中で見るのも怖過ぎて…

と毎月うまくいってなかったことを考えると自分には向いていない管理方法なのかな、と思っています。

私のように細かいことが嫌いで端数を繰り上げて家計簿をつけるタイプは、ここまで管理する前に心が折れてしまうのも事実。

もちろん毎日家計簿をつけて管理する習慣がある方は、この方法できっとうまくいくでしょう。

支払い方法を統一する

私のようにお金の管理が超絶嫌い or 苦手な人の場合、私がオススメするのは支払い方法を統一することです。

お金が出ていくタイミングが同じであれば、「1ヶ月に使えるお金 - 使ったお金=残りで使えるお金」になるので、わかりやすいですよね。

支払い方法をまとめると考えた場合、「現金」「クレジットカード」どちらにまとめるのかといえば、断然クレジットカードにまとめてしまう方が楽です

「現金」に統一するとして、それはもう現実的ではない、というのが理由。もし通販など現金払いが不便だと感じるサービスを利用しないなら現金に統一することはできるでしょう。

ですがすでに「クレジットカード」と「現金」を併用しているのであれば、クレジットカードで通販や光熱費、携帯の支払いなどをしているはず。

もし支払い方法を統一したいと思うのなら、圧倒的にクレジットカードへまとめた方が手続きもなく楽ですよね。

クレジットカードで使い過ぎないために最低限やるべきこと

いくら支払い方法を統一したとしてもやらなければいけない最も大切なことは2つ。

  1. 1ヶ月の支払いの予算を決める
  2. 支払った額をチェックする癖をつける

毎月の使えるお金の予算は死守する

細かく家計簿がつけられないお金の管理が苦手な人でも、1ヶ月にどれくらい使って良いか=予算は簡単に計算ができるので、その予算は必ず守るのがクレジットカード払いの鉄則です。

収入 ー 毎月支払う支出 ー 貯金 = 毎月使えるお金

いくら支払い方法を統一したとしても根本的に収入より支出があれば、余裕のある暮らしは難しくなります。

たとえ現金からクレジットカードに支払い方法を変えたとしても、使えるお金が増える訳ではないので、予算を死守するのは最低限必要だと思います。

「今クレジットカードの利用明細を見るのが怖いほど使っているかも…」と思う人は、翌月から予算を立てることに注力してみてください。

私自身、クレジットカードの明細を見るのが怖過ぎた日々を過ごしたことがあるので、明細を月の途中で見るのが怖い気持ちはとてもわかります。

ですがそれは今月いくら使うと決めていないから、予測できない出費をしていて怖いのではないでしょうか?

私はクレジットカードに支払いを統一して予算を決めて管理することで、利用明細の前で絶望する瞬間は圧倒的に減りました。

使った額をチェックする癖をつける

クレジットカードの支払いに統一するとお金の管理が苦手な人にとって良いのは、支払い明細が簡易の家計簿になるので、使った額がチェックしやすくなります。

最近はクレジットカードはどこの会社もアプリや会員サイトなどで利用明細をネットでほぼリアルタイムで見ることができるので、週単位などで支払い金額の管理もとても簡単になっています。

一つ一つの明細自体をチェックするのは面倒でも、その月に使った金額がわかれば使い過ぎも防ぐことができます。

また決まった金額を使ったらメールで教えてくれる機能がある会社もあります。2週間目に予算の半分の金額を使ったら通知をする、などうまく使うと家計簿をつけるより管理が圧倒的に楽です。こういう機能を使うのも使い過ぎを防ぐのにおすすめです。

現金を併用している場合はクレジットカードの利用明細を見ただけでは使った額を瞬時に把握するのは難しいですよね。そういう意味でもクレジットカードへ支払いをまとめるのは、メリットが大きいと思います。

クレジットカードで使い過ぎを防ぐコツは支払い方法を1つにすること!

クレジットカードで使い過ぎを防ぐコツは、以下の3つです。

  • 現金との併用は最小限
  • 予算を毎月決めておく
  • 使った額をこまめにチェックする

現金とクレジットカードの併用はお金が出ていくタイミングが合わないので、クレジットカードへ支払いをまとめると一括したお金の管理がしやすくなります。

さらに毎月引き落としの予算を決めた上で、クレジットカードの利用明細をWebを使えば家計簿をいちいちつけなくても使った額が瞬時で確認でき、お金の管理が楽に感じられますよ。

私もこの方法で超絶苦手なお金の管理に四苦八苦していたのが、今ではきちんと予算内で使う額をセーブできていると感じます。

またクレジットカードで現金を使わない生活に慣れてしまえば、QRコード決済も普通に使えるようになります。

キャッシュレスやペイペイなどが気になっているけど現金を使わなくなるのは怖い、と二の足を踏んでいる方はまずクレジットカードで支払い方法を統一してみてはどうでしょう。

-ライフスタイル