深センは2019年で開発から40周年を迎えた、中国国内ではかなり新しい都市です。
都市自体がまだ新しく人口の平均年齢は20〜30代といった若い街でもあるので、意外におしゃれなスポットも多いのです。
今回は若い街の深センのおしゃれスポット「华桥城创意文化园OCT LOFT」を紹介します。
元は工場だった土地や建物をそのまま活かし、街づくりのプロジェクトの一環として作られた「OCT LOFT 华桥城创意文化园」。アートやセレクトショップの様なおしゃれショップ、自然を感じられるカフェでゆっくりできるスポットです。
晴れた日にはぶらぶらとオープンテラスで中国茶やコーヒー、中国で人気のフルーツティーなどを楽しみながら、優雅な時間を過ごされてみてはいかがでしょう。
アクセスは福田・羅湖からも南山地区からも1時間以内の場所です。
目次
深センの「OCT LOFT」の見どころ
深センの地下鉄2号線「侨城北站(橋城北駅)」もしくは1号線「华桥城站(華僑城駅)」から10分ほど歩いた一角に、どことなく日本の代官山のようなおしゃれな区画があります。
「OCT LOFT 华桥城创意文化园」」と呼ばれる場所で、工場地帯をリノベーションし、おしゃれなスポットとして運営されています。
漁村から開拓された深センは80年代は世界の工場を目指し、機械などの工業生産に力を入れていました。日本の三洋(Sanyo)も工場を深センに構えていたほどです。
「OCT LOFT 华桥城创意文化园」はそんな元工場地帯を利用し、2011年から「オリジナル産業」に特化したスポットへと変わり開園しています。
元工場だったレトロな雰囲気のある建物に現代アートなどが施され、なんとも言えない雰囲気を味わうことができます。
現在はアートをテーマにイベントが行われたり、おしゃれなカフェ、セレクトショップが集まる場所になっています。一部建物内には、設計やデザイン事務所なども多数入居しているようです。
写真映え大好きな深センっ子たちも「OCT LOFT 华桥城创意文化园」は人気で、自撮りや写真を撮ったり、カフェのテラスでおしゃべりや仕事の話をしながら、ゆったり過ごしているスポットです。
深セン「OCT LOFT 华桥城创意文化园」には何がある?
深センの「OCT LOFT 华桥城创意文化园」は日本の代官山にも似た雰囲気の場所で、カフェやレストラン、セレクトショップがあります。
それ以外にも所々に現代アートやデザインを取り入れられたお店が多く、散歩をするだけでも楽しめる場所です。
おしゃれカフェ&レストラン
「OCT LOFT 华桥城创意文化园」での一番オススメな過ごし方は、おしゃれなカフェやレストランでゆっくり雰囲気を楽しむこと。
様々なコンセプトのカフェやレストランがあり、天気の良い日はテラス席でゆったりコーヒーやお茶を飲みながらゆっくりするのがおすすめです。
「OCT LOFT」は街づくりのプロジェクトの一環で作られた場所なので、木や花など緑が多くリラックスした雰囲気を感じることができます。
深センは冬がとても短く、12〜2月以外は外で過ごすのもとても気持ちが良く、晴れた日はテラス席で木漏れ日の下ゆっくりなんて贅沢な時間です。
夏場は日本より気温が高くなりますが、木陰が多く作られているカフェが多いので、木のしたでは意外にも涼しく過ごせることができますよ。もちろんほとんどのカフェは室内の席もありますので、気温にかかわらず利用できます。
コーヒーや中国茶、フルーツティーなど中国で楽しめる飲み物とともに、おしゃれなカフェで一休みしてみるのも良いですね。
日本人の方は中国でおしゃれカフェというイメージはあまりないかもしれません。しかし中国ではお茶しながら話して過ごすのが好きな人も多く、おしゃれカフェでもゆっくり過ごせます。
ただし深センは日本と違いレストラン内が全面禁煙の代わり、外は喫煙席にもなるのでタバコが苦手な方は注意してくださいね。
おしゃれショップ
深センの「OCT LOFT 华桥城创意文化园」は街並みや雰囲気を楽しむのがオススメですが、数店セレクトショップのようなお店があります。
ガッツリ買い物をするというより「何か面白いものを見つける」という感じでぷらぷらしながらウィンドウショッピングなんてどうでしょうか。
日本ではあまり見たことないセンスのバッグ、服、アクセサリーや本など、意外な発見があるかもしれません。
土日はイベントも開催
「OCT LOFT 华桥城创意文化园」は土日は様々なイベントが開催されていることもあり、深センっ子たちとのコミュニケーションも期待できます。
私がいった時は「ペットや動物」をテーマにしたフリマのようなイベントをやっていました。
出品者はハンドメイドの作品、イラストやグッズなどを売っています。深センではこういったフリマ形式で土日にお店を出している人も多いので、掘り出し物のお土産が見つかるかもしれません。
中国や深センの人とたちのセンスを垣間見れるので、見て回るだけでも面白いですし、中国語が得意な方は出品者とのコミュニケーションも楽しめますよ。
フリマで物を購入する時は、少額現金を多めに持っていくことをオススメします。深センも基本はキャッシュレス決済なので、お釣りがない可能性があります。旅行者でWeChatペイやアリペイが使えない方は注意してください。
開催中・開催予定のイベントはこちらをチェックしてください>>OCT-LOFT公式ページ
写真映えスポットも
「OCT LOFT 华桥城创意文化园」は元工場地帯で建物は工場をそのまま残しお店や会社が入居しているビルの外側には、面白い絵や現代アートが施されていて写真映えもバッチリです。
アートだけではなくカフェの作りもヨーロッパ風、東南アジア風…など様々。中国でも各所にあるスタバもコンセプトを合わせた店づくりがされていて、あらゆるところが写真映えします。
中国というと少し古いレトロな街並みを思い浮かべるかもしれませんが、深センは新しい街で若者も多い街。だからこそ中国のイメージとは少し違う部分が見れると思います。
「OCT LOFT 华桥城创意文化园」のアクセス・その他の情報
深センの「OCT LOFT 华桥城创意文化园」へのアクセスは、地下鉄2号線「侨城北站(橋城北駅)」もしくは1号線「华桥城站(華僑城駅)」徒歩10〜15分ほどの場所です。
【名称】OCT LOFT 华桥城创意文化园
引用元:大众点评
【住所】开平街华侨城OCT-LOFT
近くには「世界之窓」や「Happy Valley」などのほかの場所もありますので、タクシーでも回るのもおすすめです。
侨城北站(橋城北駅)からの行き方
私は地下鉄2号線の「侨城北站(橋城北駅)」のB口より徒歩で向かいましたので、「侨城北站(橋城北駅)」からの行き方はこちら。
10〜15分ほどでつきますし、比較的新しく開発されている地域で街路樹も多く気持ちよく散歩できます。