帯同準備

結婚してすぐ海外赴任帯同の場合、手続きで必要な戸籍謄本の枚数は?

2018年6月1日

結婚後の海外赴任帯同をするなら戸籍謄本は複数枚取得すべき

入籍を伴う帯同準備のために必須でかつ新しい戸籍謄本の原本が必要だった手続きは全部で3つ、枚数は5枚あれば安心だと思いました。

  1. パスポートの新規発行:1枚
  2. 中国ビザ取得用:2枚
  3. 修了証明書、成績証明書取得:1枚
  4. 予備:1枚

私たちは赴任先が中国でしたが、中国の家族ビザ(S1)は手続きが複雑で日本と中国2回申請が必要なのでビザ申請に2枚必要でした。

【1】パスポートの新規発行

入籍後氏名や本籍が変わったあとのパスポートの手続きは、都道府県によって変更と新規発行のみの受付と分かれているようです。

  1. 新たに有効期間10年又は5年のパスポートの発給申請(切替申請)をする。
  2. 返納パスポートと残存有効期間が同一の新たなパスポート「記載事項変更旅券」を発給申請する。

引用元:東京都生活文化局

ちなみに私が行った東京都のパスポートセンターは返納&新規発行のみでしたので、有効期間が残っている場合は残りの有効期間は切捨てられ、新たに5年、もしくは10年のパスポートを新規発行する形式でした。

 

私も有効期間は残り1年でしたがこの期間は引き継げず、発行した日から再度10年のパスポートを取得しました。

ちなみに新規発行は10年用で15000円、変更は6000円なので新規発行になると少しお値段はしますね^^;

旧姓のままでも飛行機の予約の時の氏名がパスポートと同じなら変更しないで使っている、という人もいるようですが、本来は氏名や本籍が変わったらパスポートは変更が必須のようです。

特に海外赴任の帯同ではビザ申請、中国での身分証明書としてパスポートを使います。

旧姓のままでパスポートを使うのはいくら有効期間が残っていたとしても、そのあとの海外生活などを考えると変更しておいた方がトラブルもないと思います。

【2】中国のS1ビザ(家族ビザ)取得

中国への海外赴任帯同で取得が必要なS1ビザ(家族ビザ)の手続きで必要な戸籍謄本は2枚です。

  1. 日本で中国へ居留許可申請
  2. 中国でS1ビザ申請で婚姻証明(私の時は「親族証明書」)が必要

居留許可と家族ビザ(S1)を発行する時に就労ビザ(Zビザ)申請者と家族と証明する書類を申請するのに2回分の戸籍謄本原本が必要となります。

日本でのビザ申請代行会社で取得してもらえるのは実際はS1ビザ取得のための居留許可で、ビザが取得できるまでの期間(入国から30日間有効)に「ビザなしでも住んでいていいよ」的な意味合いの許可書です。

1度入国したら出国はできませんので、期限内に中国の正式なビザを申請、取得が必要です。

ちなみに私が渡航した時夫からの連絡ミスでこの親族証明を用意しておらず、予備の戸籍謄本もなく…急遽日本から戸籍謄本を取り寄せ領事館へ車で往復4時間の道のりを旅することになりました(笑)。

【3】卒業・修了証明書、成績証明書

基本中国では就労ビザ(Zビザ)を取得する以外には卒業・修了証明書などは関係ないと思いますが、年々ビザ取得のハードルが上がっているということで一応取得しました。

卒業証明書や成績証明書は、在学時の名前で発行されるので、新しい名字での発行が必要な場合には、戸籍謄本が必要でした。

駐在国で大学への入学や教育機関付属の語学センターへ入学する場合は、卒業証明書が必要となる学校もちらほら見かけますので、予定がある方は忘れずに。

【4】戸籍謄本の予備は絶対必要!

海外暮らしでも戸籍謄本の予備は最低1枚は持って行った方が無難かと思います。

海外でパスポートを盗まれる、更新が必要になるなど、思いもよらぬアクシデントも考えられるので備えあれば憂いなしです。

海外に住んでいると、郵送して受け取るという方法が使えないので、緊急で必要になった時も、すぐには手に入りづらいので。

戸籍謄本を複数枚取得する時の注意点

戸籍謄本は手続きに使うためには有効期限があります。

手続きによっても有効な期間は違いますが、戸籍謄本の有効期限は3ヶ月以内か6ヶ月以内であることが多いです。

一部の地域では有効期限がないということもありますが、大体は3ヶ月以内の戸籍謄本を求められることが多くなります。

パスポートは6ヶ月以内ですので、手続き開始の時期によって戸籍謄本の取り寄せ時期も調整した方が良さそうですね。

予備の戸籍謄本に関しては海外で有効期限が適用されるのかは不明ですが、お守りがわりなので私は毎年取り直しなどはしませんでした。

入籍後の帯同準備で取得する戸籍謄本は複数枚準備すべし!

入籍後に帯同準備をする上で必須の戸籍謄本は一度に必ず複数枚準備するのがおすすめです。

特に海外赴任の帯同手続きは「パスポート」「ビザ申請」は必須なので、戸籍謄本の原本は何かと必要になります。

戸籍謄本は本籍地の役所への申請が必要で、特に遠い場所に本籍地がある場合は、郵送手続きですと手元に届くのは少なくとも1週間は掛かります。

引っ越し、退職などと重なると色々やることが多くなると、バタバタとしますので、入籍後にまとめて申請しておくと手間が省けますよ!

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