駐在妻

夫の海外赴任についていく妻は仕事は休職が精神的におすすめな理由

2018年5月22日

共働き夫婦にとって夫が海外赴任になったら、妻の仕事はどうすればいいのか、は大きな問題ですよね。

特に所属している会社で続けて仕事をしたいならキャリアの中断と夫との暮らしを両天秤に掛けるのはとても辛い判断です。

この記事では夫の海外赴任で妻も帯同する場合、妻の仕事は制度があるなら退職ではなく休職を選ぶべきだと思った理由を紹介します。

私も自分が会社で出世したいという気持ちが強かっただけに、休職を決めた後も本当にこれで良いのか?と何度も考えました。

2年間海外赴任に帯同して、夫の赴任先では何が起こるかどんな気持ちになるかわからないから、日本で自分の居場所を残しておくのは重要と感じました。

もし今の会社で休職を選べるのであれば、退職より休職を選んだ方が良いと思います。

夫の海外赴任で帯同する妻の仕事を休職にするメリット

私は休職から駐在妻になるという経験から、夫の海外赴任帯同で妻の仕事は休職を選ぶメリットは2つあると思っています。

  1. 日本に自分の居場所があると感じられる
  2. 帰国後のお金の不安を減らせる

日本に自分の居場所がある

夫の海外赴任で帯同する妻の方に休職がおすすめな理由の1つ目は、休職なら日本で自分の居場所を残しておけるからです。

日本で居場所があれば、夫の赴任先の国や駐在妻として専業主婦になる環境に我慢ができなくなってしまった時、休職なら日本に戻ってすぐに会社に復帰できます。

駐在妻の中には海外での生活や文化、言葉など不安要素が多いため心を病んでしまう人も少なくないと聞きます。幸運にも直接お会いしたことはないですが、噂は聞きます。

夫の海外赴任での帯同は夫には会社と言う居場所がありますが、妻は夫の赴任先で一から生活基盤を作っていかないといけないので、どうしても夫とは違う大変さがあります。

もちろん海外での生活は刺激がありますし、とても貴重な体験になるのは間違いありません。私自身海外との距離が近くなり様々な国に旅行をしたり、外国語を習得できたりとメリットは多いと感じます。

それでも日本との文化的、生活習慣の違い、仕事をこなしていた時の自分と比べると今の自分が劣っているのではないか、と嫌になることだってあります。

もちろん帰国には夫との相談が大事ですが、もし妻だけ戻るという判断になってもすぐに仕事に戻れると思えば、安心して日本社会に復帰ができます。

帰国後のお金の不安を減らせる

夫の海外赴任とともに帯同する妻の仕事を休職にすべきもう1つの理由は、赴任から帰ってきた後でも途中で戻る時でもお金の不安を軽減できるからです。

仕事をしていれば共働きですが海外赴任で帯同、退職となれば赴任中のお金はもとより、日本に帰ってきた後も就活を経てから仕事復帰になります。

赴任、帰国前後は引越しなどもありかなり大きい出費が多い上、帯同中夫のお金を使うのに抵抗を感じたり、何か気が引けて自由に使えなかったり…

夫からは使って良いと言われても今まで経済的に自立していた妻からしてみれば、なんだか気が引ける…と感じることも。

ですが本帰国後すぐに仕事に復帰できれば、その月から自分で働いた分のお給料が入ってきますよね。

帯同中はお金に関する不安・不満がたまりまくる可能性も高いので、自分で何にも気兼ねしなくて使えるお金がある、というのは今までのストレス発散にもなりますし、夫に引目を感じる必要もなくなります。

少なくても自分の自由になるお金が得られると、今まで感じていた窮屈な気持ちも徐々に晴れてくるはずです。

とはいえ夫の転勤で妻が休職するのがメリットだけではありません。休職することのデメリットは別の記事に書いておりますので気になる方は、こちらも読んでいただければと思います。

夫転勤の帯同で妻休職→復職したら有休が1年半付与されない話

夫の海外赴任が理由で妻が仕事を退職しなければいけないなら…

夫の海外転勤で妻の退職が必要になった時の方向性

日本では配偶者の海外転勤による妻(夫)の休職制度がある会社は少ないので、うしても夫の海外赴任に帯同するなら妻は退職しか選択肢がないこともありますよね。

ここでは仕事人間だった私が夫の海外赴任に帯同した後、仕事に変わってやってみて新たなスキルや知識が得たと思ったことをご紹介します٩( 'ω' )و

仕事を続けたいけど退職せざるを得ない方は、ぜひ海外生活で得たいことなどを決めて家事以外にやることを増やして行くのがオススメです。

  • ブログ100記事書き続けてみた
  • 仕事があった時はできなかったことを思い切ってやってみた
  • 本を読みあさってみた
  • 中国語の勉強をやってみた
  • 数万円の海外旅行に1人で行ってみた

どうしても仕事が中心になっていると仕事をしていることに価値があると思いがちで、仕事をしていない、お金を稼いでいない自分に価値がないと思ってしまうこともあります。

ですが考え方を変えると仕事中心の時はやりたいことがあっても時間がないと、後回しにしていたことができる時間でもあるわけです。

日本の生活と同じことを海外でやることも1つだと思いますが、ビザなどの関係で仕事を続けるのが難しいなら、こうして今まで後回しにしていたことをやる時間に充てても良いと思います。

今までは仕事を中心にしていたからこそ、興味があることをやってみると実はとんでもない才能を発揮できた、なんてことも起こるかもしれません!

まとめ:夫の海外赴任に帯同する妻の仕事は休職を選ぶと精神的な負担が少ない

夫の海外赴任で帯同する妻が仕事を退職するか休職するか悩むなら、休職の方が精神的な負担が少なくなるのでおすすめです。

退職を選んでしまうと数年間のブランクで日本の会社に戻れるのか…と不安の種になりますが、休職であれば本帰国後も帰る場所があることで安心できます。

またお金の面でも日本に帰国した後すぐに自分で稼いだお金が入ってくるため、日本での暮らしも安心して送れます。

海外の生活では働けないから…とお金のことは諦めができても、日本に帰ってまで自分に収入がないのが不安と感じる方は特に休職の方が早くに仕事に復帰でき、その分不安も軽減するかと思います。

もちろん会社に休職制度がないなど退職を余儀なくされる場合でも、ぜひ日本ではできなかったことをやって新しい自分を発見する時間と考えてみるようにしてください。

もし仕事をしなくてよかったらやりたかったこと、思い出してみると結構あると思いますよ。

 

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